ウツボカズラの虫を殺す消化液は海外では普通に飲んでいる
山本美月は食虫植物を育てている。種類はウツボカズラというのを飼育していて、ハエがその中に入っていって、その中の液体に溶けて、栄養に変えている植物である。
ウツボカズラの葉っぱからは甘い蜜が出ており、虫はこれに誘われてやって来る。そして、足を滑らせた虫は液体の入ったウツボカズラの袋に落下。実はこちらの液体は捕まえた昆虫を溶かす消化液である。つまり、昆虫から栄養分を摂っている。
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この食虫植物についての知らなきゃ良かった雑学を教えてくれるのは兵庫県立フラワーセンターのの土居寛文。
ウツボカズラの虫を殺す消化液は実は海外では普通に飲まれている。
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主にマレーシアや熱帯アジアではこの消化液を普通にごくごく飲んでいる。
ウツボカズラそのものは一枚の葉の先が膨らんできて、それが徐々に膨らんで蓋が開いてはじめて完成する。
そして、蓋が開いて数日後に初めて虫を誘う甘い蜜を出して昆虫たちをおびき寄せるワケなので、蓋が開いていない状態のものというのは雑菌も入らないので、弱酸性で毒もなく、十分飲める液体である。
別に体に良い、健康に良いという所まではないが、毒性はないので飲まれている。
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何の為に飲むかと言えば、山に出掛けたりジャングルに行った時に山の自然の水というのは雑菌が入っていて危ないので、飲料水の代用として飲んでいるのである。