ネットで話題 重大な目の病気が分かる画像
何色あるかで意外な才能がわかる画像
この画像、何色に見えるだろうか。
正解はこの画像全部で39色に分かれている。
この39色を全て見分けられる人は世界の女性の約2~3%しか存在しないと言われる『1億色を見分ける能力』があるかもしれないとネットで話題になっている。
目の病気にまつわる知らなきゃ良かった
そして、上の画像の黄色の部分が判別しづらかったという人は目の病気にまつわる恐ろしい知らなきゃ良かったが存在する。
教えてくれるのは眼科医の荒井宏幸。
この画像で黄色のエリアの判別がしにくいと感じた人は白内障の恐れがある。
白内障というのは目の中の水晶体が濁る病気。水晶体とはカメラのレンズの様な役割で伸縮する事で対象物にピントを合わせる目の組織。
水晶体は大体40歳の中頃から濁り始めるが、80歳になるとほぼ100%が白内障と言われている。
白内障の症状としては視界が黄色やオレンジ色のフィルターがかかって見えると言われている。だからこそ黄色のエリアが一番判別しにくくなるのである。
白内障は文字では『白』と書くが、顕微鏡できちんと見てみると黄ばみから始まる。もっと進むと茶色くなっていく。
白内障は治療出来るの?
白内障自体は加齢変化なので、日常生活に支障が出てしまえばすぐに治療する事は出来る。
老眼とは違うの?
老眼と白内障は表裏一体で、老眼は水晶体が硬くなる事でピントの調整がしにくくなるのである。
ある目の病気がわかる画像
続いては最近急増しているある目の病気が分かる眼科医が考案した画像。
この女性の画像が若い女性に見えるか、熟女に見えるかというもの。
このイラストの女性が熟女に見えなかった人は加齢黄斑変性症などの重大な目の病気の可能性がある。
加齢黄斑変性症とは最近日本でも増えてきた病気で欧米では失明する原因の第一位である。日本でも第4位まであがってきていると言われている。
おでこと頬に注目するとシワとほうれい線が描かれている。
コントラスト感度という濃淡が変化する模様を識別できる能力があるかというテストを眼科でやるが、これの簡易版。コントラストの違いがあまり分からない、異常なレベルまで落ちているという場合には網膜に機能障害が起きている可能性がある。
このコントラスト感度の異常な低下は加齢黄斑変性や白内障の可能性があるので検査が必要である。
加齢黄斑変性症が進行してしまうと視界がこのようになってしまう。
加齢黄斑変性症の症状としては物が歪んだり、ぼやけて見えたりする事であるが、一番大変なのは大事な視界の中心が暗く見えてしまう事である。
特に中心部分が歪んでると感じたらすぐに眼科で検査をした方が良い。
突然視界がモノクロになる事がある
また、突然、目の前が白黒(モノクロ)の世界に見えてしまう病気もある。これは脳の血流障害。例えば貧血の際に脳の血流が不足して起こる失神状態(ブラックアウト)でもそういう状態になる。
今回の画像はあくまでも簡易的なものなので気になる人は病院できちんと検査してもらうべきである。