童謡・遊び『花いちもんめ』は実は人買いとのやり取りとの歌

ふるさとまとめて~花いちもんめ~あの子がほしい~あの子じゃわからん~この子がほしい~この子じゃわからん♪』という童謡を歌いながら、子供たちが2組にわかれ、手を繋いで横に並んで遊んだ『花いちもんめ』。

かつての定番の外遊びであったこの歌にある『花』とは、生花のことだと思われていたが、本当は『花』=『娼婦』のことなのだという。

村の娘たちは安く売られていった

江戸時代に年貢などで苦しめられていた農村では、食べるものに困ったとき、最終手段としてその家の娘が売りに出されていた。

人買いたちは安く娘を買うために、困窮した農村を選んで尋ねた。人買いは父親に向かって「あの娘がほしい」と言い、娘を手放したくない父親は「あの娘じゃわからん」ととぼける。

しかし困窮は続き、ついに父親は娘を売りに出すことを決めてしまう。そして遊びの中にあるジャンケンとは、娘の値段を決める駆け引きを表しているといわれている。

人買いの言い値は一匁(もんめ)。これは小判の60分の1の値段。買って(勝って)嬉しいのは人買い、まけて(負けて)悔しいのは父親だ。

そして娘たちは、江戸や京都、大阪に連れて行かれ、遊女として生きることに。小さい頃に遊んだあの童謡がこんなに悲しい話が元ネタとなっていたのである。

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