鹿児島では黒豚はほとんど食べられない
ちょっと地理をかじった人であれば黒豚(豚肉)の生産量全国1位はどこか分かるであろう。
そう鹿児島県である。
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しかし、実はその鹿児島県において食べられる豚肉のほとんどは普通の豚肉で、黒豚は滅多に食べる事はないのである。
中には黒豚料理と偽って普通の豚肉で作った料理を提供している地元の悪徳な飲食店もあるらしい。黒豚=鹿児島県というイメージを悪用しているワケである。
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確かに黒豚の生産において鹿児島県が全国で一番秀でているのは事実であるが、豚肉の総生産量から見れば黒豚はわずか一握りで非常に少ない。つまり、鹿児島県民から見ても黒豚は高級品でやたら滅多に食べる機会はないのである。
例えばチョコレートの原料カカオの世界最大の生産国はガーナであるが、その当のガーナ人はチョコレートをほとんど食べた事がないのに似ている。
ちなみに、これだけの高級品である黒豚だが、実際の所、相当な美食家でない限り、他の豚肉との見分けをつけるのが難しいとのことである。
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こういう事実を目の当たりにすると高級品とは何なのかと思いたくなるものである。