富士の樹海でコンパスは狂わない

富士の樹海と言えば青木ヶ原(あおきがはら)の事で、山梨県富士河口湖町・鳴沢村にまたがって広がる原野で、富士山の北西に位置する。

ここはあまりの広大さや森林の多さにより、方向感覚が無くなり一度入れば出られなくなると言われている。その為に自殺の名所として知られ、実際に毎年数多くの遺体が富士の樹海で発見され、富士の樹海にある道路には至る所に自殺防止の為の看板が設置されているのは有名な話ではある。

スポンサード リンク

そして、この富士の樹海にまつわる、ある有名な知らなければ良かった雑学が存在する。

それが富士の樹海を迷宮化させる最大のポイントこそ、コンパスが使えなくなるという事である。

この雑学の理由・根拠として一説では富士山の周りは特殊な磁気が発生していて、コンパスは磁石によって方位を示す為にそれが狂ってしまうのだとか。

しかし、実はこの有名な知りたくない雑学をひっくり返すという逆パターンの知らなきゃ良かった雑学が存在するのである。

それは、上述の雑学は全くのデタラメ・嘘であり、実は富士の樹海であってもコンパスは狂わない。

スポンサード リンク

コンパスが狂わない理由・メカニズムは?

実際に富士の樹海の地層は溶岩で出来ており、磁力が発生しているのはまがいない事実である。溶岩は冷えて固まるときに、地磁気の影響により磁力を持って自らが磁石となってしまうのである。そして、磁力が発生している以上、確かにコンパスには支障をきたす。

但し、それもほんの微々たるもので、コンパスはかすかに1~2度動く程度なのである。この程度の角度しか誤差が生じない、動かないのであれば、方向性を失うという事はまずないので、それが元で道に迷うという事はまずないのである。

もっとも、多少は狂いが生じるので、上述の情報も全くのデタラメかと言えば100%そうではないと言う事も出来るかもしれないが。

そして、もし仮にコンパスを狂わす程の磁力を富士の樹海一帯が発しているのであれば、その周辺の多くの電子機器は当然ながらぶっ壊れてしまう。しかしながら、富士の樹海周辺にだって、精密機械の沢山置かれている病院は存在するし、それらの病院から異常が発生したという報告がないのがいい証拠であると言える。

更に決定的な事を言ってしまえば、富士の樹海ではコンパスを使用した自衛隊の踏破訓練が行なわれている。こちらもコンパスが狂わない証拠と言える。命綱のコンパスが来るってしまえばそもそもこんな訓練は無謀過ぎて出来ないからである。

スポンサード リンク

ゆえに、富士の樹海に入ってもコンパスさえ持っていれば迷うことはないと言える。

類似記事

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ